2008年8月22日金曜日

ウェブ進化論

『ウェブ進化論』
梅田望夫 ちくま新書

読みやすさ:5/5
満足度:5/5
100点満点で表すと:95


これは久々にスゴい新書が出た!!と思いました。
小説じゃなくて新書なのにゾクゾクする感じ、こんな新書は初めてです。

かなり売れてるのは知っていたんですが、
僕はあまりインターネットについて詳しくなかったため、
敬遠してしばらく読んでませんでした。

ですが、そんな予備知識の全く無い僕でも、
読み始めるとスイスイ引きこまれていってしまいました。
「インターネットが登場して10年。いま、IT関連コストの劇的な低下=「チープ革命」と検索技術の革新により、ネット社会が地殻変動を起こし、リアル世界との関係にも大きな変化が生じている。ネット参加者の急増とグーグルが牽引する検索技術の進化は、旧来の権威をつきくずし、「知」の秩序を再編成しつつある。そして、ネット上にたまった富の再分配による全く新しい経済圏も生まれてきている。このウェブ時代をどう生きるか。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、大変化の本質をとらえ、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く、待望の書。」(Amazonエディタレビューより引用)

インターネットの世界で起こってることは、ブラウザーを通してしか見ることができないため、
みんなが知らない間にインターネットの世界の秩序が急激に変わっています。

Googleはただの検索サイトのサービス会社ではなく、ネットの世界を秩序付けるという使命を持った巨大企業なんだそうです。
Googleとかが頑張ってるおかげでインターネットの向こう側に便利な世界が生まれつつあるわけですね。

そしてGoogleが勢力を伸ばしてきただけではなく、
Web2.0を代表するWikipediaやオープンソースのソフトなどを支える、
我々を含む不特定多数が力を持ってきました。

その他にも何がどう変わったのか、変わるのかということが語られています。


印象に残ったのは、表現活動がいわゆる「モノカキ」だけの専売特許ではなくなったということ。
いまやblogや広い意味でmixiなどによって、我々一般人でも表現活動が簡単に行えるようになりました。
あなたの周りにも独特な意見持ってる人とか面白い人とかいますよね。
こうした人の頭の中をちょっとだけ追体験できるblogは非常に新鮮だと思います。

感想って言うよりただの覚え書きみたいになってしまいましたが、
これからの時代を考える上で欠かせない議論がなされていると思います。
こういうことって知ってると知ってないのだと議論が全くかみ合いませんからね。

情報系の学部などに通ってる方はもちろん、文型でも理系でもこの本は必読でしょう。

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